2020年2月某日、メディカルケア虎ノ門のトレーニング(マンスリーコムズ)に出席してきました。
月に1度、発達障害の方向けに行うトレーニング?グループ学習のようなものです。
前回の内容・様子は、下記参照下さい。
目次
今回は今年度の2回目です。
参加者は全部で30人くらいいらっしゃたと思います。女性は2割ほどだと思います。基本的に発達障害といわれるものは男性が大多数を締めています。
その中でも、何度か見た顔ぶれとタイミングで来る人それぞれですね。
内容が個別のトレーニングというわけではなく、全体に当てはまる内容でグループ学習というたぐいに近いので、人によってはあまり参考になる内容ではないかもしれません。
本を読めば分かってしまうことも多いです。
ただ、同じような悩みを抱えた同士と直接話せる機会はあまりないので、そういう意味では貴重な経験だと思いますし、なかなか発達障害のトレーニングをしているところがここ以外に無いのが実情です。
一応保健が効くので、1回1500円程度で済みます。
時間は、13:00から入場ができ、13:30~16:00となります。
途中、休憩もありますし、トイレは自由です。
今月のテーマは「協働時のコミュニケーション」でした。
やはり働くということは、基本的には誰かとコミュニケーションを取ることが多く、一緒に力を合わせて働くことが多いです。
そんな時にトラブル無くスマートに連携して協力関係を気づきたいですよね。
今回はそういう場合にどんなスキルが必要になり、どんな得手不得手があるのかを知るということでした。
ゲームの内容は、グループに6人程度いるので、その人達全員にバラバラのカードを5枚程度渡し、そのカードに書かれているお題を達成するというものでした。
例えば、遊園地のようにいくつかのゾーンに別れており、そのゾーンごとに名物や乗り物があり、それを特定するようなイメージです。
ただし、内容はざっくりとわかりづらく書かれており、目的もグループのお題によって違います。
この場合、初対面の人同士なので、誰がイニシアティブをとるか、リーダーは誰か、話しやすい雰囲気を作れるか、話しながらメモを取れるか等、色々な役割があります。
その中で、皆と協業しながら自分の得手不得手を知るという志向でした。
下記は、お題と、終わった後の振り返りシートです。
皆さん得意不得意は違うのと思うので、こういう風に擬似的に改めて体験できると自分を知るいい機会になりますよね。
上記の振り返りシートを記入したら、一旦休憩して、グループでのディスカッションに移ります。
それぞれの悩みや、それに関連する話をグループで50分ほどして終了になります。
最後は、司会の方が今回の対応策を説明して終わりです。
下記はコミュニケーションモデル図となります。
コミュニケーションが苦手な方は上記をイメージして考えてみましょう。
ただ私は、コミュニケーションは慣れだと考えます。
いくら勉強したところで、実践に勝るものはありません。わたしも昔は全然喋れなく、何か喋ってみてとクラスメートに言われるほどでした。
ただこのままではいけないと奮起し、色々なところで特訓を積んだおかげで、今はスピーチ、プレゼン、コミュニケーション上手だと言われるほどになりました。
ですので、今後はこういった特訓の場も提供していきたいと考えています。
以上でマンスリーコムズは終了となります。
その後、アンケートを書いて、お会計をして解散となります。
人により違いますが、保険診療で1500円程度の会計となり、
一週間後くらいに主治医の診察をして報告するような流れになります。
今回の報告はこれで以上となりますが、如何でしたでしょうか?
今回も参加して思ったのは、皆発達障害の悩みを話せる人も場もないということを感じました。また人により発達障害の知識も様々で解決法を見つけるのは簡単ではないという事です。
ですので今後は、そういった話せる場を提供できればと考えています。
本内容が、皆様のお役に少しでもなれば幸いでございます。
以上