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メディカルケア虎ノ門 発達プログラム(マンスリーコムズ)3月

今回は2020年の3回目となります。

参加者は全部で30人でした。内女性は9人いましたので、3割ほどですね。年代別で多いのは40代~50代あたりで、若い人だと24歳くらいもいます。

やはり4回も来ていると何度か話した人もちらほら見かけますね。とはいえ、わざわざ話しかけるほど仲がいいわけでもなくといった感じです。

また、今回は、少し自分自身にもトラブルというほどではないのですが、いつもと違うことがあった事と、報告で何度か見かける人がいるので、そういった人から発達障害で苦労しているだろうなという光景が見えてきましたので、合わせて報告できればと思います。

今回のゲームは、「相手の気持や考えを想像する」といったトレーニングでした。話を伺うと皆さんそれぞれにやはり悩みがあり、少しでも解決の糸口を見つける、もしくはここでしか話せないから話に来をしに来た、とそれぞれでした。ただ人により真剣度も違いますし、内容も様々です。

虎ノ門ゲーム表紙
今回のグループゲームの内容

毎月参加しているので慣れてきたというのもありますし、そこまで困りごとがあるわけではないので身が入らないというのもあり、今回は説明をあまり聞いておらず、あまり理解せずにゲームが始まってしまいました。※こういう説明中に考え事をする事とかがまさにAD/HDなのでしょうね・・・。
そういったこともあり、ゲームの禁止事項を細かく把握していなかったので、同グループメンバーに”それは禁止です”と注意されてしまいました。
その注意の仕方が結構キツかったのと、3度注意されたうえ、1つは禁止されていないことまで注意された、もう1つはこっちの仕草まで注意された、というところで、かなり、本当に、本当に頭にきてしまいました。

文句を言ってやろうと思ったのですが、結局いくつかの理由があり思いとどまりました。
①自分がしっかりと説明を聞いていないのが悪いと思った。
②ただのゲームでそこまで文句を言い、場を凍らせるのも大人げないと考えた。
③言ってきた相手が、かわいそうに見えた。というのも、オフロに入っていないのかマスクをしていてもかなり臭かった、しゃべる時におどおどしていた等。

まあそんなこんなで、色んな人がいるんだなぁと思い、自分の悪いところも気をつけなければなと思いました。

また何人か過去に同グループになり話した方もいたのですが、いくつかの発達障害の特徴も持ち合わせている感じを見受けられました。一部紹介すると、「待ち合わせが苦手だと言っている人は、毎回このプログラムに遅刻してくる」、「自分が正しいと思うと、 場の雰囲気を壊すということが分からず、それを言わずにはいられない」等が見受けられました。

ゲーム自体の内容は上記画像の通りですが、毎回面白いとは思います。

グループゲームが終わったら、下記用紙に記入し、持ち回りで発表しそれに関して話をしていきます。

虎ノ門ゲームの感想
終わった後に必ず記入する用紙

毎回思うのですが、8人くらいで1グループを形成するので、全く時間が足りません。また、皆さんそこから残って話をするというほどでもなく。。。

ただ、同じような悩みを抱えた同士と直接話せる機会はあまりないので、そういう意味では貴重な経験だと思いますし、なかなか発達障害のトレーニングをしているところがここ以外に無いのが実情です。

一応保健が効くので、1回1500円程度で済みます。自立支援医療制度の設定をメディカルケア虎ノ門にしていれば500円程度で済みます。

時間は、13:00から入場ができ、13:30~16:00となります。
途中、休憩もありますし、トイレは自由です。

以上でマンスリーコムズ3月は終了となります。

その後、アンケートを書いて、お会計をして解散となります。
人により違いますが、保険診療で1,500円程度の会計となり、
一週間後くらいに主治医の診察をして報告するような流れになります。
※といっても自分はかれこれ3ヶ月以上受診していなくても何も言われないので、必須ではないかもしれませんね。。。

今回の報告はこれで以上となりますが、如何でしたでしょうか?
今回も参加して思ったのは、皆発達障害の悩みを話せる人も場もないということを感じました。また人により発達障害の知識も様々で解決法を見つけるのは簡単ではないという事です。

ですので今後は、そういった話せる場を提供できればと考えています。

本内容が、皆様のお役に少しでもなれば幸いでございます。

以上

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