コロナの影響で、子どもたちも学校が休校で自宅にいる時間がだいぶ増えたというお母さん・お父さんも多いのではないでしょうか?もし今まで学校に行っていたから見えなかった部分が見え、あれちょっとうちの子普通と違うかも、もしかして発達障害?と心配になりますよね。そういう場合は一度こちらの記事を見てよく観察してみてください。
管理人も発達障害ですが、社会訓練を積めたおかげで、正直社会に出て今まで困ることはほぼありませんでした。
ですので、あくまで発達障害といえど構えすぎず個性と捉え、その子の良い部分を伸ばしてあげられると発達障害当事者の一人としても嬉しいです。
では早速記事を見ていきましょう!
休校期間が長引く中で、いつもより子どもと過ごす時間も増え、親の負担も増加。これまで以上に子どもの言動や振る舞いが気になるかもしれません。「発達障害かもしれない」と思ったときにまずは子どもの“困り感”を正しく知り、適切なサポートをすることが大切です。「AERA with Kids春号」(朝日新聞出版刊)では、発達障害の主な症状や対応について、長年、多くの発達障害児の診察をしてきたどんぐり発達クリニック院長の宮尾益知先生にお話をうかがいました。
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「じっと座っていられない」「かんしゃくを起こす」「読み書きが苦手」などは、幼少期や小学校低学年にはよくあることです。しかし、何度も繰り返され、日常や集団生活に支障をきたすようなら、「発達障害」を疑う必要があるかもしれません。
「多くは、その子が属する2カ所以上の環境でうまくなじめない場合に診断がつきます。最近は3歳児健診や進学前相談で見つかることも多いですが、はっきりとした診断名がつかないまま、入学後や思春期に生きづらさが出ることもあります」
と言うのは、宮尾先生。
診断がつかなくても、発達に凸凹(でこぼこ)や強い特性があると、発達障害の「傾向がある」とか「グレーゾーン」という言い方がされることもあるかもしれません。いずれにせよ、独断での判断は禁物。本人が感じている“困り感”は何かを見極め、専門家と連携した適切なフォローが大切です。
「こだわりが強いのがASDで、ADHDは注意力が散漫」など主な傾向について大まかな理解を持つ人も多いでしょう。しかしこの二つでも知的障害を伴う場合と伴わない場合、軽度重度、複数の障害が重なるケースなど、発達障害の現れ方はさまざま。心配ならまずは医療機関にかかることをお勧めすると宮尾先生は言います。
「発達障害の診断は差別するためではなく、必要な支援や医療ケアを受けるためのもの。アメリカやイギリスは医師の診断書がなければ行政の支援が受けられません。日本はそこまで厳しくないですが、カルテがなければ継続的な診察はできないのです」
小児科や地域の発達障害者支援センターに問い合わせて、発達障害に詳しい医療機関につないでもらうこともできます。
「診断を受け、カルテができたら、定期的な診察、保護者への指導必要に応じた服薬、また、臨床心理士や作業療法士などの専門家と療育的指導もしていきます」
日常生活やコミュニケーションに問題はないものの、学習を通して見えてくる障害が学習障害です。幼児のころには気づかないこともありますが、小学1年生が終わるころになっても読み書きや計算などが難しいと、学習障害の診断がつきます。
「本人のがんばりが足りない、と誤解されることも多いですが、これらの症状は認知機能の偏りのせい。周りの大人が理解することが大切です」
と宮尾先生。
「ほかの子と同じ一斉授業では習得が難しくても、言語聴覚士など専門家のサポートを入れたり、個別塾などで個々に理解しやすい指導を工夫して教えたりすれば、理解が高まる子は多いですよ」
発達障害といっても特性や症状の重さによっていろいろです。個人によって特性は変わりますが、現在は、主に以下の3種類の症状、障害に分類されています。
【ADHD(注意欠如・多動性障害)】
ADHDの子は幼少期によく動き回り、目が離せないことが多いかもしれません。小学校入学後は、授業中に集中していられない、時間通りに動けないなどで学校生活への適応が難しく"困り感" が増す場合も。一方、周囲の状況や環境によって行動を変化させたり、人と積極的にかかわったりする傾向もあるので、発想が豊かな子も少なくありません。
【ASD(自閉症スペクトラム症)】
以前は、自閉症、アスペルガー症候群など、5つに分類されていた広汎性発達障害が、2013年以降、「一連の連続体=スペクトラム」であると捉えられ、「自閉症スペクトラム障害」と言われるように。軽度~重度、知的能力が非常に高い人など幅広いが、「コミュニケーションと社会性の困難」「こだわり行動がある」のが特徴です。
【LD(学習障害)】
「読む」「聞く」「話す」「書く」「計算する」などにおいて、知的能力に部分的な遅れや困難がある障害。小学校入学後に授業のなかで徐々に不具合に気づくケースがほとんど。個人の努力で解決できるものではないため、その子に合った学習の方法を見直し、保護者や学校が理解をして学びの方法を考え、障害に配慮することが重要。
発達障害は治すものではなく、上手に付き合っていくもの。診断に一喜一憂せず、特性を理解し、社会に適応できるようサポートすることが大切です。(取材・文=玉居子泰子)
以上
皆様こんにちは!
— ㈱Prevision-Consulting (@previsioninfo) February 1, 2025
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