2024年12月24日
全国の世帯のうち、18歳未満の未婚の子どもがいる「子育て世帯」の割合が初めて20%を下回ったことが、厚生労働省の調査で分かりました。
厚生労働省は、世帯の状況などを調べる「国民生活基礎調査」を行っていて、2022年6月の調査で得られたおよそ20万4000世帯からの回答を分析して、全国の世帯数を推計しました。
それによりますと、18歳未満の未婚の子どもがいる、いわゆる「子育て世帯」は、991万7000世帯で、初めて世帯数が1000万を割り込みました。
「子育て世帯」が全世帯に占める割合は18.3%で、初めて全体の20%を下回りました。
一方、65歳以上の高齢者のみか、65歳以上と18歳未満の未婚の子どもだけで暮らしている「高齢者世帯」は、全世帯に占める割合が31.2%と、初めて30%を超え、少子高齢化が一層進んでいることが明らかになりました。