2023年10月の有効求人倍率 1.3倍、前月を0わずかに上回る

2023年10月の有効求人倍率は全国平均で1.3倍で、前の月を0.01ポイント上回ったと厚生労働省は発表しました。

厚生労働省によりますと、仕事を求める人1人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は今年10月は1.3倍と、前の月を0.01ポイント上回り、去年12月以来、10か月ぶりの上昇となりました。

都道府県別に見ると高かったのは▽福井県の1.95倍、▽山口県の1.75倍、▽岐阜県の1.65倍で低かったのは▽大阪府の1.1倍、▽北海道の1.11倍でした。

新規求人を産業別に見ると、去年の同じ月に比べて増加したのは▽学術研究、専門・技術サービス業で3％、▽宿泊業・飲食サービス業で2.2％の伸びとなりました。一方で、▽製造業は10.6％、▽建設業は6.2％減少しています。