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認知症で行方不明1.9万人、11年連続で過去最多を更新(警察庁)

警察庁

昨年1年間に全国の警察に届け出があった認知症の行方不明者は延べ人数で、1万9039人で、前年比330人増となったことが7月4日分かりました。

統計を取り始めた2012年から11年連続で過去最多を更新しました。

警察庁によりますと、男性が1万597人、女性が8442人でした。都道府県別では、兵庫県が2094人で最も多く、大阪府が2016人、埼玉県が1912人で続きました。

昨年中に所在が確認された認知症の不明者1万8221人のうち、約74%は行方不明届が受理された当日に発見されていました。自治体が貸与するなどした全地球測位システム(GPS)がきっかけで所在確認につながった人は、昨年7-12月で71人でした。1か月以上かかった人も39人いました。

死者は前年以前の届け出分も含めて553人でした。警察はドローンも活用して捜索態勢を強化しています。


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