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出生数最少、33万9千人 (厚労省)

厚生労働省の写真

2025年1月から6月までの上半期に生まれた子どもの数は速報値で33万9000人余りと、去年の同じ時期と比べて1万人余り減少したことが厚生労働省の調査でわかりました。国が統計を開始して以降最も少なくなっていて、少子化に歯止めがかからない状況となっています。

厚生労働省が公表した人口動態統計の速報値によりますと、2025年1月から6月までの上半期に生まれた子どもの数は外国人を含めて33万9280人でした。

去年の同じ時期と比べて1万794人、率にして3.1%の減少となり、国が統計を開始した1969年以降で最も少なくなりました。10年前の2015年と比較して約3割減少しています。

2024年の1年間に生まれた日本人の子どもの数は、約68万6000人で過去最少となっていましたが、今回の上半期の速報値を単純に2倍してもこれを下回ることになり、今のペースのまま減少すれば、ことし1年間の出生数は過去最少となる可能性があります。


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