こちらでは”恋愛から結婚”まで、発達障害がある人とお付き合いする男女が、お互いが幸せにいるためにチェックした方が良い項目を並べています。
発達障害がある人と付き合うのに慣れているという方は稀でしょうから、お付き合いの段階から、おや?なんか自分の価値観と違うぞ、今までの付き合った人と違うぞ、と思ったらこちらのリストを見て、いくつか実践したほうが良いかもしれません。また、お付き合いしている時はそうでもなかったけど、結婚したら難しい状況に追い込まれたという方も多いでしょう。そういった人も手遅れになる前に一つ一つチェックリストを見て実践して見て下さい。
こちらのページは、今後も加筆致します。
目次
付き合っている時に、おやこの人少し変わっているな、おかしいなと思うようなことがあったら、二人のことをすり合わせてみましょう。後戻りできなくなる前に、疑問点・不審点を解決しておくことをおすすめしておきます。
□お互いの発達障害の傾向や症状を知る
□長所と短所をリストアップする
□お互いの得手・不得手をリストアップする
□お互いのコミュニケーションにおける問題点をリストアップする
この時のポイントというか、今後でもポイントは、紙にしっかりと書いてリストアップするということです。発達障害の人は、耳から入る情報が苦手な人が多く、資格情報のほうが頭に入りやすいからです。また、想像力の欠如や記憶力が弱いといった特性も多いので、しっかりと情報が入りやすく、後でふり返られる方法が良いです。
□理想の結婚像や相手に求めている役割を伝え合う
□ 結婚生活における必須行動をリストアップする
□ 得意と不得意に基づいて明確な枠割分担を作る
□ 結婚式を行うのか、来客はどうするのか等など、大きなイベントに対する考えを確認しておく
□生活において譲れないことがあれば、相手に伝える(ただし、事前に決めたからとその通りになると思わないこと。発達障害は想像力の欠如が有り、その時は良いと思ってもあとから文句を言うことがあるため)
□適切な対応を模範解答としてルール化する。例:ケンカ後は仲直りのため、焼き肉を食べに行く等
□あまり起こらなそうな事を事前に体験させておき、それを元に対策を考える
□ありがちな揉め事をリストアップする
□月の貯金額、お小遣い、お金の管理方法等、お金の動きの確認
□転職希望の有無 (もし転職するとしたらその後の状況確認)
□貯金・借金額の確認
□経済的観念をすり合わせる
□お互いのセックスについて話し合う
お互いの嫌なところ、こうしてほしいという要望、子作りはどうするか等
□新婚で気持ちが楽しいうちに、今後新しく二人で初めることを話し合う
□現時点で、結婚して嫌なところや修正点・改善点があるか
□発達障害の人の時間と空間を確立するようにする
□結婚後に???といった事を書き出し話し合う
□シュミレーションや想像と違った現実をリストアップ
□事前の備えとして基本的な子育て方針をすり合わせる
□子育て期間中の奥さんと旦那さんの家族に使う時間等、概算スケジュールをすり合わせる
□非発達障害者が、発達障害の相手がどの程度の子育てができるのか把握する
□教育方針を二人で決める
□場合によっては、相手に子育てのトレーニングを受けてもらう
□人によっては、パートナーよりも子どもを優先することが有る旨を伝える
以上
如何でしたでしょうか?当たり前の事もいっぱいあったと思いますし、普通のカップルがやるような事も多かったでしょう。また、そこまでは出来ないという意見もあると思います。
ただ実際、発達障害の人と結婚するとなると後々モメることが多いので、事前に確認・話し合い等、出来ることをしておくことをオススメ致します。もちろん結婚前に上記の事をやるのは難しいと思いますし、結婚後もあまりに話し合いばかりというのも相手が嫌がります。ですので、少し揉めた時やできそうな時に適宜やれるのが良いと思います。
もちろん全て事前にやることにより想定外が減りますが、発達障害という特性上、相手の話を受け入れない、自分の意見や態度を曲げないという特性もあるので、話し合いが進まないという事も想定できます。ただ、もし結婚するとなると世間一般の感性とは違うので、ご本人が苦労されると思います。
かくいう管理人も、結婚前に相手の両親に挨拶に行かない、結婚式はやらない、結婚指輪を買わない等、世間一般とは違った価値観で生きていたので、それはそれは揉めました。こっちからするとそれが普通だと思っていましたので、なんでこっちが怒られないといけないんだと、こっちも怒り狂い。。。
また、事前の話し合いなどで”いいよ”と言っていたことに、後から文句やクレームをつけるのもよく分かりますので、全て鵜呑みにするのも危ないです。とはいえ、じゃあそんな人と付き合いを止めるのかと言われれば、はいそうですと言えないのが好きになった弱みでもありますよね。
お互い難しいことが色々とあるとは思いますが、お二人の差を認識して、少しずつ二人が歩み寄れるようにして下さい。
もし、どちらかがカサンドラ症候群の状態になりそうであれば、早めに誰か第三者に相談や助けを求めるようにして下さい。