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なぜ、今発達障害が注目されている?

近年、発達障害が注目を浴びる理由は?

・軽度(高機能)まで含めれば、出現率が 予想以上に高いこと(10%以上)
・ストレス耐性が低く、思春期以降に様々 な2次障害や合併症を示しやすいこと
・学歴が高くても、就労と社会適応が困難 であること
・昔から一定数存在していたが、社会的に認知されていなかった
・社会的に発達障害が認知されるようになり、誰でも声をあげやすくなった


発達障害はなぜ分かりにくいの?

・様々な種類と程度がある ・・・ADHD、LD、アスペルガー症候群、自閉症(高機能/低機能)、 自閉症スペクトラム障害、知的障害
・症状なか個人特性・性格なか分かりにくい
・年齢・発達段階によって状態像が大きく変化する ・・・幼年期、学童期、思春期、青年期、成年期
・思春期以降に種々2次障害・合併症を示し、 元来発達障害が隠れて見えにくい


そもそも発達障害とはどういう状態なの?

発達障害と、注意力に欠け、落ち着きがなく、時に衝 動的な行動をとるADHD、
対人スキルや社会性に問題ある自閉症やアスペルガー症候群などを含む広汎性発達障害(ASD)、
読む・書く・計算など特定能力習得に難がある学習障害(LD)など総称である。
これらは生まれつき、あるい周産期なんらか要因 (遺伝、妊娠中・出産時異常、新生児期病気など)
で 脳発達が損なわれ、本来であれば成長とともに身につくはずの言葉や社会性、
感情コントロールなどが、未成熟、アンバランスになるために起こると考えられています。
一言で 言えば図1ように脳発達が凸凹なのである。