JR東日本は、「えきねっと」で障害者割引乗車券を申し込めるサービスを2024年2月から開始します。これにより、駅に行くことなく乗車券の申し込みが可能になります。従来は駅に行き、「みどりの窓口」で申し込む形でした。合わせて「みどりの窓口」での販売も継続します。
新サービスは、インターネット上のサービス「えきねっと」で障害者割引乗車券を申し込めるというものです。利用にあたっては、マイナンバーカードを用いて身体障害者手帳情報と療育手帳情報を確認するため、”事前にマイナポータルへのマイナンバーカードの登録が必要”となります。
ただし、JRの障害者割引を使える人というのはかなり限られており、身体障害と知的障害の第1種と第2種に該当する方のみとなります。詳しくは、JRの障害者割引に関する該当ページのこちらをご参照下さい。
JR東日本では今後も障害者向けサービスを拡充する予定で、駅で受け取りが不要な新幹線eチケットに障害者割引を適用するサービスも検討しているようです。
また、東北/秋田/山形/北海道/上越/北陸新幹線において「車いす対応座席」をえきねっとで申し込めるサービスを開始する予定で、駅係員の手伝いが必要なユーザー向けに「乗降介助WEB予約サービス」の開始も予定します。いずれも詳細が決まり次第案内されるようです。