2024年6月15日
障害者が通う事業所などの全国組織「きょうされん」は2024年7月30日、障害者5千人以上を調査した結果、貧困状態に相当する収入の人が78.6%に上ったと発表しました。また、親と同居している割合も高かったと報告しています。
調査は2023年5月-2024年4月に実施。きょうされんに加盟する事業所の利用者などから回答を得ました。
障害年金を含む収入を調べた結果、中間的な所得の半分に当たる年収127万円を下回る「相対的貧困」の人は78.6%で、前回の2015年調査の”81.6%”とほぼ変わらない状況でした。
親との同居は、40~44歳で51.7%、50~54歳で30.7%の結果でした。