厚生労働省では、就職氷河期世代に対する取り組みとして、中途採用を行っており、以下厚生労働省の方針となります。
1 厚生労働省における採用の全体像
厚生労働省においては、国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)を活用し、令和5年度及び6年度の2年間で1年当たり 31 名の採用を目指す。
加えて、複雑・高度化する厚生労働行政の課題に対応するため、既存の選考採用等の制度を活用し、公務外の実務経験を有する方を積極的に採用し、組織の活性化を図っていく(参考:厚生労働省において、平成 28 年度から 30 年度
の3年間に実施した既存の選考採用の取組で採用した 35 歳から 49 歳の人数は 483 名)。
2 厚生労働省が求める人材像・職種
就職氷河期世代の国家公務員中途採用に当たって厚生労働省が求める人材像としては、本申合せの「(就職氷河期世代試験について) 3」の(1)~(3)に掲げるような方であって、厚生労働省が所管する健康・医療、福祉・介護、雇用・労働、年金等の行政分野の企画・立案・施行等の業務に取り組む意欲や能力のある方を求めており、採用職種は一般行政事務(事務区分)を予定している。
3 厚生労働省における研修等の方針
採用された就職氷河期世代の方が採用後、公務に円滑に取り組めるよう、採用時に、業務遂行上必要となる基本的知識等に係る研修を実施するとともに、人事当局が各職員から事情や希望を聞き取るための面談機会の拡充やメンター(気軽に相談でき、助言を行う職員)の配置などのオンボーディング支援策を検討する。
また、配属後は、必要に応じて、各業務の円滑な遂行に資する専門的知識や
技能を習得するための研修機会を付与していく。
目次
厚生労働省では、令和2年度から新たに実施される国家公務員中途採用者選考試験(就職氷河期世代)を活用し、就職氷河期世代の方の中途採用に取り組んでいきます。
(政府における就職氷河期世代の国家公務員中途採用の方針について(令和2年5月27日 人事管理運営協議会幹事会申合せ)より抜粋)
(内閣官房ホームページ)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/shushoku_hyogaki_shien/koumuin.html
(人事院ホームページ)
https://www.jinji.go.jp/kisya/2207/hyougaki.html
以上のように、政府全体としても就職氷河期世代に対する採用を実施していますので、試験等に多少自信のある方は応募してみてください。