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企業で働く障害者67万人で過去最多(厚労省)

厚生労働省の写真

厚生労働省は、障害者の雇用が法律で義務づけられている従業員40人以上の民間企業およそ11万7000社を対象に、2024年6月時点で働く障害者の数を調査しました。

障害者の雇用が法律で義務づけられている企業で働く障害者は、約67万人と過去最多となったことが厚生労働省のまとめで分かりました。一方、今年4月に引き上げられた法定雇用率を達成した企業は46.0%にとどまり、厚生労働省はハローワークを通じて支援することにしています。

短時間勤務の人を0.5人とカウントするなどして調査した人数は67万7461.5人となり、去年の同じ時期に比べておよそ3万5000人、率にして5.5%増え、21年連続で過去最多を更新しました。

一方、企業に義務づけられている障害者の法定雇用率は、今年4月に0.2ポイント引き上げられて2.5%となりましたが、達成したのは約5万3000社で、去年より4.1ポイント低い46.0%でした。また、1人も雇っていない企業がおよそ3万6000社で、このうちの9割が従業員100人未満だったということです。


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