2024年10月31日
2021年度に、全国の小中高校などで認知したいじめが過去最多の61万5351件だったことが2022年10月27日、文部科学省の「問題行動・不登校調査」で分かりました。
SNS(交流サイト)などを通じ嫌がらせを受ける「ネットいじめ」も認知件数が初めて2万件を超えました。ネットいじめは海外でも社会問題となっており、被害の早期発見に向けSOSを察知する通報制度の整備が急がれます。海外では、(Cyberbullying)サイバーブリングと呼ばれています。
2021年のネットいじめの認知件数は、2万1900件で、調査を開始した2006年度の4.5倍になりました。スマートフォンの所持率の上昇に伴い、ネットいじめが増えています。