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歩行者の死傷者は7歳が最多3436人 (警察庁)

警察庁

2020年~2024年の過去5年間の交通事故は、全年齢の歩行者の死傷者は7歳が最多で、自転車乗用中の死傷者は16歳が最多だった事が分かりました。

警察庁が2020年から5年間の交通事故を分析したところ、歩行中の死傷者は小学1・2年にあたる7歳が3436人で最多で、6歳から12歳以下の歩行中の事故は、新学期が始まってからの4月から6月にかけて増加傾向にあり、「下校中」の事故が最も多く約26%を占めていることが分かります。

一方、自転車乗用中の死傷者は高校1・2年にあたる16歳が1万7141人で最多だったことがわかりました。小中高校生の自転車事故による死亡・重傷者数も4月から6月にかけて増加する傾向で、小学生は友人などの家に行く途中で事故に遭うケースが最多で約27%で、中学生は登校中が約20%でした。高校生では登下校中が約66%で、大部分を占めていることがわかりました。

警察庁は「16歳の場合、高校に入学してから自転車通学を始めるケースが多い。最初は注意しているが慣れてくると注意力が下がったり、通学以外にも行動範囲が広がることで事故に遭いやすくなるのではないか」としています。

4月6日からは「春の全国交通安全運動」が始まり、警察庁は子どもの安全や自転車利用時のヘルメット着用など交通ルールの徹底を呼びかける方針です。


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