前回、Litalico(リタリコ)ワークスさんに見学・相談をしに行き、良い就労移行支援事業所だと感じたので、体験もしてみようと考え、体験の予約を取り行ってきました。
前回の見学・相談の様子は下記より御覧ください。
目次
今回体験をしたかった理由は、障害者就労をしようと思い、障害者就労専門のエージェントを利用したのですが、直近で離職期間があるのと時短勤務希望で、求人の紹介が絞られているため、離職期間の効果を消すために通えるか確認したかったということです。
というのが、就労移行支援事業所に通うということは、毎日決まった時刻に出退社して、カリキュラムをこなすという生活を行うので、それを元に企業もじゃあしっかりLitalicoさんでやっていたなら採用してみようとなるわけです。
就労移行支援事業所というのは、そういう働く下地ができているよという証明を行える、保証会社のようなものになります。
そのため、私も就労移行支援事業所に通ってそういう証明を取ったほうが良いと考え体験に申し込みました。
Litalicoワークスさんでは、3回の体験を行わないと契約を結べません。
※今回は、前回見学・相談した事業所とは違う事業所に行きました。
当日の流れですが、体験の日にもより、週に2-3回は午前中で終わりとなり、残りの日が午後までとなります。
午前は、9:00スタート、12:00までとなります。
午後もある場合は、同じく9:00スタート、12時から1時間休憩で、13:00-15:00までとなります。
他社さんの事業所も同じ時間割のところが多いです。
入室出来るのが8:50分からなのですが、遅刻するとそういう評価になってしまうので、皆それよりも前から来て待っています。
入室したら、挨拶、荷物を置き手洗いうがい、勤怠表への記載、体操などをルーティーンとしてこなしていきます。
9:20頃から全体のカリキュラムが始まるので行う人は集まり、個別訓練を行う人はそれぞれ始めます。
今回は全体プログラムに参加させてもらい一緒に話を聞いて、操作してきました。
今回のカリキュラムは、、パワーポイントの操作でした。
机の上に立てる三角コーン?のようなものをデザインして作るという内容でした。
参加している人は皆使ったことのない人達なので、それはまだまだなのですが、私はMOSがあり仕事でよく使用していたので、正直退屈でした。
全体のカリキュラムに目を通しましたが、一般の社会人からしたら簡単であったり、正直興味がわかない内容が多かったです。
全体のカリキュラムの一例
・梱包
・ラッピング
・ビーズ制作(ただしこれは手先の器用さや集中力などを見るものらしい)
・MOS系
訓練中はもちろん、飲み物とお手洗いは自由に行けます。
ガム等の軽食はダメだと思います。
ですので、全体のカリキュラムは自分に必要ないと思っている人は、自分でテキストなどを持ってきたりしてやっているそうです。
なので、内容に満足出来ないけど、通う必要がありそうな方は、自分の勉強や資格取得をするようにしたら良いと思います。
※ただし、自分のPC持ち込み・使用は禁止です。
今回は午前中だけだったので、パワーポイントを体験して、片付けをして終了となりました。その後、サービス管理責任者か責任者の方と少し話をして終了となりました。
私は、その際に話した内容で通うことを断念しました。
POINT1
待機利用の方が複数名いて、ちゃんと通えるようになるのが6月頃になりそうだということ。
現在、教室が満員で待機している人がいるということでした。
そのため、少し空きがある時に週1回とか来てもらうことから始める必要があるということでした。
他のLitalicoさんの事業所も待機利用の方がいらっしゃるようなので、よく確認したほうが良いです。
POINT2
求人を紹介するには、この事業所に通って3ヶ月-半年以上経たないと紹介することが難しいと言われたこと。
そうなると、仮に6月から通えたとしても、面接などを行えるのが早くて10月遅いと来年になってしまうこと。
やはり就労移行支援事業所としても、よく知らない人を企業に推薦することは出来ないようで、当人のことがよく分かるようになって推薦できるようになるのがこれくらいの期間だとおっしゃっていました。
POINT3
アルバイト禁止
法律でアルバイトの禁止が決まっているようです。ということは無収入で通えということなんですね。。。
理由としては、アルバイトが出来るくらいなら就労移行支援事業所に通う必要が無いという理屈らしいです。。。
もはや意味が分かりません。。。
一応、相応の理由があればアルバイトの許可が降りる場合もあるらしいです。結婚して子供もいてとかなら許可が出るのでしょうか???
以上の事から、今回就労移行支援事業所に通うことを断念致しました。
正直、普通の人が1年近く無収入でただ教室に通うというのは難しいと思います。そしてなぜアルバイト程度をしてもいけないのか意味が分かりません。アルバイト出来るなら普通に働けるでしょという政府の言い分らしいのですが、障害の苦悩と生きてくためになんとかお金を得るというのは同じ土俵の話ではないと思います。
いずれ、あまりに不都合だったりおかしい法律は陳述書を纏めて政府に提出するような事も考えていきます。
今回はこれで以上となります。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いでございます。