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27歳「発達障害」の彼女がついに得た居場所とは!?

今はコロナの影響が強い時期で、仕事や将来に特に不安になりがちですよね。また、発達障害を持っていて今まで仕事で苦労してきた人や、様々な苦労がある人にとっては、なかなか世の中に希望を持ちにくいですよね。今回紹介するのは、発達障害の特性をもっている女性です。今まで仕事で苦労してきたなか、やっと落ち着いて仕事が出来る環境に恵まれました。なかなか希望を見出しにくい世の中ですが、管理人も含め皆様に最後まで希望を捨てないでいてほしいと思い、この話をご紹介いたします。

笑顔の写真

独自のルールを持っていたりコミュニケーションに問題があったりするASD(自閉スペクトラム症/アスペルガー症候群)、落ち着きがなかったり不注意の多いADHD(注意欠如・多動性障害)、知的な遅れがないのに読み書きや計算が困難なLD(学習障害)、これらを発達障害と呼ぶ。

今までは単なる「ちょっと変わった人」と思われてきた発達障害だが、生まれつきの脳の特性であることが少しずつ認知され始めた。子どもの頃に親が気づいて病院を受診させるケースもあるが、最近では大人になって発達障害であることに気づく人も多い。

今回は、関東在住で、不注意と衝動性が優勢のADHDを抱える植野亜純さん(仮名・27歳)。植野さんは社会に出てから発達障害が判明した。何度も転職を重ねた末、現在は発達障害児放課後等デイサービス(発達障害を抱える子どもの支援施設)でフルパート勤務をしている。

https://toyokeizai.net/articles/-/215332

植野さんは幼い頃、夜尿症に悩まされた。夜尿症とはいわゆる子どものおねしょのことだ。中枢神経の発達が未熟、夜間の水分制限や排泄習慣を守りにくい、下着が濡れている感覚が鈍いといった理由で、夜尿症とADHDが関係しているのではないかと、最近の研究で指摘されているのだと植野さん。さまざまな当事者の話を聞いてきたが、夜尿症のパターンは初めて聞いた。「365日ほぼ毎日夜尿でした。幼稚園の頃、お泊まり保育のときは、先生に夜中2回ほど起こしてもらっていました。小学5年生の頃に臨海学校があった際は、さすがにどうにかしなければと、泌尿器科の名医のもとで治療しました。どんな治療だったのかは覚えていないのですが、そこから少しずつ夜尿はおさまりました。でも、中高時代も年に1度ほど、ストレスを感じたときに夜尿をしてしまっていました。トラウマのようにしてずっと引きずっていたのだと思います。だから、家の布団には防水シートを敷いていて、それがあるだけで安心しています。友達とどこかに泊まりに行くときは平気なのですが、家でだけ夜尿してしまうんです」(植野さん)

夜尿症のほかに、ADHDらしき症状は小さいうちはあまり目立たなかった。しかし、中学の頃、いじめに遭う。当時、学年で嫌われていた女子と一緒に過ごしていたら、ほかの生徒からの無視が始まったのだ。また、当時流行していた学校裏サイト(その学校の生徒をネタにした内容が書き込まれるネット上の掲示板)にも、「キモい」「死ね」といった中傷を書き込まれた。

「今もですが、私はあまり性格が女の子っぽくないというか、仲の良い友達もどこか男っぽいところがある子たちなんです。当時も、男子のほうが話しやすいから男子とよくしゃべっていたら、『植野は男子と女子とではかかわり方が違う、男子に媚びているよね』みたいなことを直接言われてしまって。矛盾しているのですが、女子特有の集団行動に対するあこがれはあったんです。

だから、高校は県内で1~2位を争う進学校の女子校へ行きました。でも、やはりにぎやかな女子のグループには混ざれず、静かなタイプの子たちと一緒にいて、素の自分を出せないまま3年間過ごしました」(植野さん)高校はギリギリのラインで受かったため、授業に全然ついていけなかった。

とにかく大学受験のプレッシャーが大きく、いじめられていたわけではないが教室に入れない日が続き、保健室や自主学習できる教室へ通うこともあった。「気分の波があることを、当時担任の先生に話したら、『私もそううつ病だから』と言われたことを、なぜかはっきりと覚えています。その言葉がどんなタイミングでどういう意味を持って言われたのかは覚えていないのですが、そのフレーズだけが忘れられないんです」(植野さん)

この続きは、こちらよりご参照下さい。

最後に、発達障害の方が自分に合う仕事を見つけるのはなかなか難しいですよね。。。私もいつもこの仕事は向いていないと思いながら生きていくために働いていました。でも頭ではこんなイヤイヤ働いていて意味があるのかなどと思ったり、どうしても耐えられなくて辞めてしまったりしました。石の上にも三年ということわざなどは使いたく有りませんが、特に入社したてが一番辛くて少しずつ慣れていく部分もあると思います。ただ得手不得手、向き不向き等色々とあると思いますので、自分の心の声を聞きながら無理せず少しずつ自分の出来ることを知りながら進むしか無いと思っています。

本記事が皆様のお役に立てることを願っております。


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