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大人の発達障害“グレーゾーン”の人たちの悩み、なんとか日常生活は送れるけれど…

症状が軽度に出る「グレーゾーン」の人たちの悩み

発達障害は人によって、症状の軽度/重度も千差万別だ。ハッキリと特徴が出る人がいる一方で「症状はあっても、なんとか日常生活を送れるような人は“グレーゾーン”と呼ばれます」と話すのは、ADHD特性を持つ会社員のオムさん(ハンドルネーム・30代)だ。

「もともと10代から発達障害っぽさを感じていましたが、20代前半でうつ病になり、その頃からハッキリと『自分はそうなんだ』と認識したんです。けど、医師からは『クロに近いグレー』と言われ、要は障害者手帳をとったり薬を飲むほどじゃないという診断でした」

彼のように軽度の人は注意すればなんとか一般企業で勤務できる。しかし「だからこそ頑張りすぎて、神経がすり減る」と言う。 「僕の場合、電話対応は問題なくても書類の処理が難しいんです。何度やってもミスする。あとはイレギュラーなことに対処できない。『(いつもはいらない資料を)この日は持ってきて』と、数日前に口頭で言われたりすると、それがいつもスッポリ抜け落ちてしまう」  結果、ミスをなくそうと人より多く働いて、そしてまたミスを繰り返すという悪循環。ハッキリとした診断が出ていないので会社に伝えることもできない。

雑音

オムさんと同様にADHD傾向がある石田圭吾さん(仮名・30代)は「グレーゾーンの人同士で話すと、いろんな“あるある”が出てくる」と言う。 「よく共通するのは、聞き取りが苦手ということ。雑音が大きい場所にいると集中できないし、『あれをこうして』とかふんわりした指示だと意図が汲み取れないんですよね」  石田さんは長年建設会社で働いていたが「やっぱり自分は集団生活に合わない」と昨年退社し、現在は失業保険で暮らしている。

「会社に居場所がないと感じつつも、『それでも障害者になるのは抵抗がある』と、身動きがとれない人は大勢いるはずです」(石田さん) こういった社会の陰で耐える、グレーゾーンの人たちに光が差すことはあるのだろうか。

大人の発達障害“グレーゾーン”の人たちの悩み――なんとか日常生活は送れるけれど…


以上ですが、如何でしたでしょうか?

今回の内容も発達障害のあるあるじゃないでしょうか。発達障害の凹凸も人により違います。
その具合によって、仕事は出来るが家庭で問題がある人、仕事にも問題がある人、仕事はこなせるが、尋常じゃなくストレスが溜まる人などなど人それぞれだと思います。

私も音に関しては人より敏感でよく聞こえるので耳が良いと言われますし、他人の咀嚼音、勉強している時の他人のしゃべり声などは聞こえるだけで集中力が乱れますし、イライラしてしまいます。私の場合は、必要な時は耳栓したり、自分も一緒に食事をするなど色々対策を立てるようにして気にならないようにしていました。皆さんにも色々な対策法があると思いますので、いずれそういったことをまとめたいと思います。

また、医者にグレーゾーンと言われた場合でも、言い方や、もっと訴えたりしただけで診断内容が変わったりします。さらに精神科の医者と言っても全員が発達障害に詳しいわけではなく、正直に自分は詳しくないんだよねと言ってくれる医者もいました。ですので、もし診断結果に不満がある場合は、病院を変えたり、医者にもっと困っている内容を話してみて下さい。


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