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国民健康保険 保険料の上限 来年度から2万円引き上げへ

首相官邸

自営業者などが加入する国民健康保険の保険料の上限が、来年度から2万円引き上げられる見通しになりました。引き上げは2年連続となります。

自営業者や非正規労働者などが加入する国民健康保険について、厚生労働省は、高齢化の進展で保険財政が悪化していることから、毎年保険料を見直していて、28日に開かれた社会保障審議会の医療保険部会に来年度からの見直し案を示しました。

見直し案では、所得などに応じて支払う保険料の年間の上限額を、今の85万円から2万円引き上げて、87万円にするとしています。引き上げは今年度に続いて2年連続です。

厚生労働省によりますと、上限額を支払うことになるのは、単身世帯でみると、年収がおよそ1150万円以上の人が対象になるということです。

一方、40歳から64歳の人が国民健康保険と一緒に納める介護保険の保険料は17万円のまま据え置くとしていて、保険料全体の年間の上限額は104万円となります。


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