以下、厚生労働省の記事になります。
~夏期休暇明けの自殺防止に向けて、8月10日から開始~
厚生労働省は、子どもや若者の自殺が長期休暇明けに増加する傾向を踏まえて、本日から、子ども・若者の自殺防止に向けた取組を強化し、集中的な啓発活動を実施します。小中高生の自殺者数は、近年増加傾向が続き、令和2年に過去最多となり、令和3年は過去2番目の多さと深刻な状況です。
このため、本年は、8月上旬から、特に子ども・若者を対象とした自殺防止の啓発活動を文部科学省や内閣官房孤独・孤立対策担当室と連携して実施することとしました。
今回の啓発活動では、子ども・若者向けのポスターや動画を作成し、夏期休暇中から掲示します。また、自殺対策に関する相談窓口などの情報をまとめたウェブサイト「まもろうよこころ」の周知などを行い、幅広いルートを通じて、子ども・若者に必要な情報を届けていく予定です。
各報道機関の皆さまにも、子ども・若者の自殺防止に向けて、ポスター・動画と相談窓口の周知について、ご協力をお願いします。
具体的な取り組み
【関連サイト】厚生労働省ウェブサイト「まもろうよこころ」
自殺対策に関する、電話やSNSの相談窓口等を分かりやすく紹介しています。
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
目次
子ども・若者にメッセージが伝わりやすいよう、同年代の方を活用したポスター、動画を作成しました。電話やSNS相談の窓口をわかりやすく案内している厚生労働省ウェブサイト「まもろうよこころ」を周知しています。
必要とする方に相談窓口等の情報が届けられるよう、SNSなどで気軽に活用できるバナー画像やポスター、動画等の素材を集めたページを、新たに「まもろうよこころ」内に公開しました。
どなたでもご自由に活用・拡散していただくことで、国民の皆さまとも力を合わせて自殺防止に向けた取り組みを推進していきたいと考えています。
※内容については適宜充実させていく予定です。
[新設ページURL] https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/sasaeai/
小中高生の自殺者数は、近年増加傾向が続き、令和2年に過去最多となり、令和3年は過去2番目に多い状況となっている。
※警察庁「自殺統計」より厚生労働省自殺対策推進室作成