2024年8月5日
厚生労働省によりますと、2022年8月に生活保護が申請された件数は全国で2万562件で、去年8月に比べて1360件、率にして7.1%増えました。
生活保護の申請件数が前の年の同じ月を上回るのは4か月連続となります。
また、8月に生活保護の受給を新たに始めたのは1万7555世帯で、去年8月に比べて8.8%増えました。
生活保護を受給している世帯は、全国で164万4112世帯となっています。
厚生労働省は、このところの物価上昇と生活保護の件数との直接的な影響については分析が難しいとしたうえで、「生活に困っている人はためらわず自治体の窓口に相談してほしい」としています。