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性被害相談増加、年5.8万件

心を病む子ども

刑法の性犯罪規定を巡る議論が進むなか、全国に整備された被害者の総合的な支援窓口への相談が増加傾向にあります。2021年度には計6万件近くの相談が寄せられました。

県男女参画・県民協働課によると、21年度のセンターへの相談件数は351件。20年度の309件、19年度の172件から増加傾向が続いています。

被害者本人からの相談が202件で最も多く、家族からが39件、その他が110件。被害の種類は強制わいせつ66件▽強制性交など48件▽DV24件▽性的虐待15件で、残りの198件は不明でした。被害者の年代も193件が不明といいます。

弁護士に対応を相談する支援につながったケースは10件ありました。20年度も9件あり、19年度までの1件から法的支援につながるケースが少しずつ増えています。

一方で被害内容などの不明は、相談途中で通話を切ったり、被害の詳細を打ち明けられなかったりしたケースが多いといます。

もちろん女性だけではなく、男性も対象になりますので、困っている方は相談しましょう。

全国には、相談窓口としてワンストップセンターもあり、こちらで相談できるようしっかりと体制が整えられることを望みます。(窓口全国52か所)


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