2023年9月23日
厚生労働省が全国の自治体を通じて、高齢者が介護施設の職員やホームヘルパーなどから受けた虐待について調査したところ、昨年度739件と、前の年度から144件増え、過去最多となったことが分かりました。また、相談・通報の件数もこれまでで最も多い2390件となっています。
虐待が起きた要因としては、複数回答で、
・「教育・知識・介護技術などに関する問題」が最も多く56%、次いで・「職員のストレスや感情コントロールの問題」が23%、・「組織風土や職員間の関係の悪さ、管理体制など」が22%となっています。
また、虐待が認められた施設や事業所のおよそ2割にあたる146件で過去にも虐待が確認されていて、再発防止に向けた取り組みが課題となっています。
一方で、家庭内での家族や親族などによる虐待は1万6426件と、2年ぶりに減少したものの、介護疲れによって家族を殺害したり心中したりする、いわゆる「介護殺人」などで死亡した高齢者は37人と、過去最も多くなりました。
厚生労働省は、虐待防止に向けた対策として、積極的な相談や通報を促しているほか、施設での職員研修の実施や対策会議の設置などを求めていて、再来年の4月からはこれらを義務づける方針です。
当サイトは当初、管理人が30代半ばで発達障害と診断されたことにより、自分用の情報サイトとして開設しました。
その後、障害者や社会的に困っている方向けの情報サイトになりました。現在は法人を立ち上げ、社会的に困っている人の役に立てるよう色々な事を少しずつ展開して孤独に頑張っています。
今後の方針は、在宅就業者支援団体に登録され、障害者や困っている方が自宅でも賃金を稼げるように仕事を提供する事です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。