新年を20歳で迎える新成人は120万人で、総務省が推計を取り始めた昭和43年以降最も少なくなり、12年連続で日本の総人口の1%を下回りました。
総務省の推計によりますと、1月1日の元日を20歳で迎える新成人の数は、男性が61万人、女性が59万人の合わせて120万人となっています。前の年に比べて4万人減って、推計を取り始めた昭和43年以降、最も少なくなり、日本の総人口に占める割合は0.96%と、12年連続で1%を下回りました。
総務省は、少子化で若年層が減少傾向にあることに加えて、新型コロナの影響で海外からの留学生や技能実習生が減ったことも影響しているのではないかとしています。
一方、来年の「とら年」生まれの人は、1月1日現在で、男性が499万人、女性が526万人の合わせて1025万人です。
「とら年」生まれの人で最も多いのは第2次ベビーブーム世代で来年48歳になる昭和49年生まれの198万人、次いで72歳になる昭和25年生まれの185万人、60歳になる昭和37年生まれの153万人などとなっています。
最も若い平成22年生まれの12歳になる人は106万人で、昭和49年生まれのおよそ半数となっています。